パンドラ−ズボックス(その時にならないとどのような滑りになるか分からない)について、考察してみます。必要な要素は・当然ながら基本技術・バランス感覚・重心の位置(常にパイロン上にある)・視野の広さ(常にパイロンの位置を認識できる)特にバランス感覚と重心の位置は重要だと思う。時間が無いのでまずはここまで、時間が空いたらどんどん書いてみます。
技かどうかは分からないですけど、呼び方があるのは良い事です。今まで、「それは何の技ですか」と聞かれても「適当にアドリブで滑ってます」と答えてました。それが、今度からは「パンドラ-ズボックスといいます」といえます。うーーーん、何となく良い感じ。まあ、詳しくはひでさんから聞いときます。近々、何度か会えるでしょう。さて、ひでさんの滑りを見てチャレンジし始めた、パンドラーズボックスですが、最初に始めたのは、飛燕〜大蛇(逆もあり)でした。特に技の切替え部分をスムーズに出来るように考えながらやってました。その内に、ネコバタが入ってきて、鬼足が入ってきてと、少しずつつながりを増やしていきました。まあ、小さいことからこつこつとですね。
やっぱり技なの?(^-^;『特にルーチンを決めず滑ります(ました)』と言う’表現’の様な気もします。でも、「何も決めない=止まらず通せる」と言う自信の現れともとれますね。最初にそれをのりさんに伝えたのは私だと思うのですが、私の情報源はひで爺さんの発言です。私の理解が間違っている可能性もあるので、「パンドラーズボックス」の意味についてとことん知りたくなったらひで爺さんに直接聞いてください。m(_ _)m重心の位置とパイロンを確認する視野の広さは、技を正確にこなすという意味でも重要だと思います。あとはアドリブ要素を修得するために’色々混ぜながら滑る’と言う経験値も必要な気がします。さて、続きはどんな事を書いて下さるのでしょうか?期待して待ちましょう。
解説:道満のべるさん考案の技。(でも今回解説するのは韓国ChoiさんのJapanTurn)右回り(左足軸、右アウトで旋回)の場合Crazy前→左足かかとで体の前を払い爪先立ち(パイロン手前)→イメージは右ワンフットで(左足を振った加速を利用して)パイロンを跨ぎ通過。立って4の字を作った時、右足の小指の隣程度の位置に左のトゥを置く様にする。(右足の直進を妨げない程度の差込を意識。深く差し込みすぎると右足が円弧の外に向いてしまう)上体は軸側に倒れる。ただ、旋回足の方で回る意識があれば、軸となっているトゥ足の方にはそれほど大きな荷重を感じ取れないと思う。(確かに乗ってはいるのだけれど)まだ左足のストライクゾーンが狭いので、思う様に回れない。べるさん流のJapanTurnは右足で上手に漕ぐので、勢いで回らなくてもスムーズに回転できると思います。(私はまだまだ)
得意側ならパイロンを蹴らずに通せる様になったので、現在のイメージを補足としてカキコします。以前分類したJapanTurn(軸を倒して踵で押す)と(仮)JapanTurn(Toe足の勢いで回る)ですが、現在はその中間のイメージです。(^^;1)Toe足へは沢山乗り込みます。特に距離を滑走する場合(例:2個巻き)の場合顕著です。2)軸の倒し込みは’Toeへの乗り込み’と言う形で行なわれていますが、’前方へ倒しこんで足を追いつかせる’と言う形ではありません。3)接地足の漕ぎはしっかり行なう。Toe足に乗り込む事でスタンスを広げる時のジワッと言う接地足アウトの角付け(アウトエッジスウィズルの様な押し)を利用し勢いを付ける。MAXまで行ったらその姿勢を保持。(少しでも縮める事ができれば永遠に回れるのかも)私が元々極端な後傾気味と言う事を考えると、同様なイメージで滑る人は少ないかもしれません。※後傾の診断方法。ワンフットスラロームの時、自由足の膝がスラ足の膝より前でバランスを取る人は私と同じ後傾。他に’ちえ蔵さん’もこのタイプらしい。もしかするとストライドで『踵プッシュ』を多用する人はこのポジションになるのかもしれません。(自分を美化しすぎ?(^^;)
おそらく日本で、JapanTurnをこのサイトほど研究しているページは無いでしょう。私もこのサイトから非常に良いイメージを頂きました。道満公園 だんなさんのSK8に関する Blogです。こちら上記サイトによると(仮)JapanTurnは韓国式と言う事で(個人的に)決着しました。良かった良かった。まだその先にはオリジナル(べる式)があり、JapanTurn後の処理の違いからスピンの多い(だんな式)があります。べる式に代表されるVolte→JapanTurnの連携は、4の字姿勢での滑走距離が長い為漕げないと難しそうです。膝を曲げタメを作る事と、減速の無い(重心が回転の芯からズレ無い)綺麗なターンを意識しなければいけなさそうです。(想像)P.S.私の動画(携帯で撮影)も先日掲載して頂きました。『結構いけている』と言うお褒めの言葉を頂き、とても嬉しかったです。
べるさんのJapanTurn=ChoiさんのjapanTurnらしいので、上記の分類は『JapanTurn』と『(仮)JapanTurn』と言う事でお願いします。やっぱり踵で漕ぐのが正統らしい。...まっ、何となく回れたので自分的にそれで良く、私はこの道(イメージ)を進んでみようと思います。無理に合わせる必要もないと思うので。まとめると○JapanTurn...4の字にした後旋回方向に若干体を倒し、旋回足の踵で漕ぎ旋回姿勢を保つ。(旋回方向に体軸を倒すのが非常に怖い)○(仮)JapanTurn...4の字にするトゥ足の巻き込みを利用し、旋回方向には殆ど体軸を倒さず、巻き込みで旋回。(旋回方向に体軸を倒さないので特に怖くない。でも、滑走中のイメージなので客観的な姿勢は不明)今の所旋回しきった時に溜めが無くなっているので、その後(もしくは減速の少ないターンをする事)が課題。
解説:DoubleCrazy+BackDoubleCrazy+Crazy1)DoubleCrazy ×22)Crazyを入れて前後を切り替える3)BackDoubleCrazy ×24)Crazyを入れて前後を切り替える5)DoubleCrazy へと続く回転方向を一定にするので、混乱する事は少ないと思います。できるだけ次のパイロンを意識したコース取りができる様工夫してみましょう。
解説:フロントクロス+跨ぎながらの方向転換(右足先行の場合)1)1,2個目は右先行フロントクロス2)2個目の右にある右足を軸に左足を3個目の右へ移動3)移動した左足を軸に右足をかかとから4個目の前まで移動4)4,5個目で右先行フロントクロスコツ:3)の後、上体を先行させ次のパイロンを早く捜すとフロントクロスが入れ易い。2)の後の右足や、3)の後の左足は、全てパイロンの向こう側を通ります(来た道を戻るのでは無く、動く度にパイロンを越えます)
解説:内股で行うSunSoreil右先行の場合1)1,2個目を右先行かかと抜きフロントクロス2)抜いた足をそのまま3個目パイロン左までかかと先行のまま移動3)残った左足(2個目左に居る)をかかとから引き3個目通過4)4,5個目を右先行かかと抜きフロントクロスで通過(以下同様)コツはクローズ足のままターンを繰り返す部分をいかに滑らかにするか。とても加速し辛いので減速しない様滑らかさを意識しましょう。
かかとから抜いた右足を、左足を軸に次のパイロンまで滑らせるのが道満(りょおさん)流。かかとから抜いた右足を途中で止め、左足を走らせるのと一緒に残りを滑らせる(イメージとして飛び上がって同時操作)のは開成山流。(とは言っても、共通する私とあきさんはクローズ足なので、その辺が関係しているのかも)前者は通すのが難しいですが、見た目に優雅です。後者は通すのが楽で、優雅と言うより小気味良いです。(良いリズムで滑れた場合に限る)
解説:きこり+右足裏返しターンきこり = (右足先行の場合)Crazy前のあと、左足を開かず右足の後ろに付け、前後差をそのままに後進しパイロンをまたぐ右足裏返しターン = きこりの後次のパイロンをクローズドターンに行かず、右足を裏返しフロントクロスの様なターンでクリアきこりで進むコツは左足の滑らせ方でしょうか?Crazyで前に進んだ後しっかり止まり、止めた左足をスムーズに次のパイロンへ送ってあげる事を意識すると上手くいきます右足裏返しターンは右足の滑らせ方でしょうか?ターン時に少し膝の曲がっている状態を維持できているなら、その曲がりを開放し(間隔を広げ)ながら加速する動作が可能だと思います。もちろん上体は先行動作を意識して、早く進行方向を向くと良いでしょう。加速し難い技なので、加速の為に若干膝の余裕が必要ですね。
右足裏返しターンの時、左足がしっかり接地していないと右足をうまく滑らせることが出来ません。スタンスを広く取ってしまうと接地が難しく左足が浮いてしまう様です。膝が伸びるとスタンスが広くなるのでしょうか?その辺の詳細はまだ不明です。
解説ではなく進行状況のメモのつもりで書いてみます。間違った解釈があれば突っ込んで頂けるとありがたいです。最初はクリスクロスのつもりではじめたのですが上手く進めなかったので、名前の通りクレイジーの前進のみ繰り返してみたら進めるようになりました。以下、右足先行で始めた場合。・進行方向に対して45度のクレイジーのつもりで右足先行クロス。・クロスしながら荷重を徐々に左足へ。・左右の足が開ききったら右足の荷重を抜いて膝の向きを左へ向け、左ひざの後ろに右ひざをくっつけるようにして足を交差する。・同時に体の向きを90度左へ、荷重は左足。・進行方向に対して45度のクレイジーのつもりで右足先行クロス。・クロスしながら荷重を徐々に右足へ。・左右の足が開ききったら左足の荷重を抜いて膝の向きを右へ向け、右ひざの後ろに左ひざをくっつけるようにして足を交差する。・同時に体の向きを90度右へ、荷重は右足。クレイジーのつもりというのはブーツの軌道のことで、なるべく小さい半径でパイロンをほぼ半周巻き込むようにする。腰下の向きを変える時の動きが独特で、交差した足の膝をくっつけて内股になるようにすると向きを変えやすい。アウトエッジに乗ったワンフットの繰り返しと見ることも出来るが、それだけだと狭い間隔で向きを変えられないように感じる。フリースタイルに共通することですが、バランス、荷重、ストローク、振り幅などが左右で揃っていないとまっすぐ進めません。以上、わかっていることだけまとめてみました。
TEZさんの言われる『倒れるのを支える動作』ってのは大事なイメージだと思います。これこそ皆さんの言われる’上体の先行’であったり私の言う’一瞬の加速’&’抜重で動く’の元なのだと思います。’足は、重心に遅れて着いて来る’感覚は、Crazyの一番大事な部分かも。『倒れるのを支える』って言うイメージはかなりしっくり来ます。TEZさんに「すごく良いイメージ」を教わりました。ありがとうございます。