クロスの向きについては、最初の バッククロスに入った際の向きを維持すると考えるとその後のバッククロス、オープンクロスの向きは自然と決まってきます。
文面中に出てくる後側と前側は進行方向に対してです。
解説:オープンクロスとクローズクロスで構成される技。動きへの慣れと柔軟性が必要。コツとして1)クローズクロスの体勢がキツイので、オープンクロスでパイロン近くまでひっぱる2)できるだけ前後同じ様に開く3)(多少無理矢理でも)リズムに乗ると動きをつかみやすい構成要素となる従来の技○不知火(crazy)○オープン○クローズ
先日えびさんから『リズムの取り方が判らない』と言う質問があったので当日解説した内容をここに転記します。私の場合、膝の屈伸でリズムをとっています。パイロンレーン上に両足がある時が一番曲げた状態。パイロンレーンから離れるにしたがって伸びていき、前後端に至った時に少し伸び上がる様にしています。(切り替え中)同様に、引いている時はだんだん膝を落としていき、パイロンレーン上に両足がきた時が一番曲げた状態、パイロンレーンから離れるにしたがって伸びてます。多分、上体の高さはあまり変わっていないのではないかと思います。(イメージでは、切り替え時以外変えていないつもり。)リズムが自然に取れるようになると、伸び上がりにも余裕が出来て『飛んでいる』様に見えると思います。(X-Jump)リズムが自然に取れる=ウィールでじわじわ地面を押す感じを感じられる って事じゃ無いかと思います。荷重と抜重が丁寧に出来ないとリズムが取り難いでしょう。ちなみに、Wiperもこのリズムの取り方と同じだと思います。(おそらくワンフットX-Jumpと同等)
足が前後逆と言う動きに慣れるとCrazyの様に両足がいつも接地しているので、案外制御しやすいですよ。前回も書きましたが、柔軟性が無いと横に多く進むのはツライです。・始めはその場で両足接地したまま前後に動かす。・次にそのまま左方向に開いた弧を’両足で’描いて進む。って程度で良いのではないかと思います。(足を往復させても20cm程度しか進まない)この様な練習からだと両足の動きが前後同じになる事から調整や制御はしやすいと思うのですが、私の習得方法とは違うので実際の有効性は判りません。
そうすると荷重と加速のタイミングはほぼ同じってことですかね。両足の動きが同時なので角度や荷重の制御がしにくい気がします。反復練習あるのみですね。
外が雨なのでイメージでお答えします。○上体の向き...真横が理想でしょうが、私は若干右足に引きずられている様な気がします。○ブーツの踵...上げてしまって良いと思います。形を覚えてから「四輪接地」とか「前後同じ振り幅で」と言う課題を課していけば良いと思います。○荷重...動作は両足同時、荷重は均等(若干進行方向かも?)が理想です。いつもパイロンのレーン上で両足が揃う様だと、上下動のリズムが取れる様になるだけでX-Jumpに移行できると思います。○推進力...主にオープンクロスやクローズクロスの始動部分。Crazyの加速と同じ様に開き始め(前半)が加速のタイミングです。始めはあまりパイロン間隔を意識せず、フラット乗りで少しずつ横に進む感じが良いと思います。(パイロン間の長いオープンクロスやクローズクロスは関節の柔軟性が多く必要な為)よくインラインを履いてその場で足を前後に滑らせますよね?そんなイメージで進行方向へ傾いた弧を描く感じでしょうか?パイロンレーンに対して右向き、左足先行のXのイメージです。・左足を左斜め前方に、右足を左斜め後方に(体は右に開く)・開きながら左足を次のパイロン近くまで引っ張る・左足を左斜め後方に、右足を左斜め前方に・閉じる動作はかなりキツイです。先ほどのオープン側で頑張っていると左足を左と言うより後方気味、右足を左前方に(右足に引っ張られる私は体も左に捻ってる)送る事でパイロンを越えられます。まずは「長い距離横に進む」のが難しいと思うので、パイロン無しかパイロン間で2回のX で動きに慣れた方が良いと思います。
現在練習中ですが、質問があります。1)上体の向きは横のままでいいのか2)ブーツの向きを変える時、つま先(かかと)は上げてしまってもいいのか3)荷重は両足同時か、または別々か4)推進力は主に何に依存しているのか動きそのものに間違いはないと思うのですが、なかなか進めなくて困ってます。アドバイスをお願いします。
解説:オープンクロスとバッククロスで構成される技。バッククロスをほどく時に先行足をつま先側からパイロンへ進める。コツとして1)1:9で後進足加重(バックワンフットくらいの気分)2)オープンクロスの体勢はキツイので、パイロン近くで切り替えると楽構成要素となる従来の技○バッククロス○バックワンフット○オープン
幕張海浜公園祭りでBrushを習ってきたので修正。開き 変化 技名先行 つま先入れバッククロス Nelson後進 つま先入れバッククロス X-Back後進 つま先抜きバッククロス Brush先行 踵抜きフロントクロス 撫子(の一部)後進 踵入れフロントクロス ネコバタクロス知っているのはこのくらい。※後進の時、つま先側から操作するのが不自然な動作なので’つま先’で統一。同様に前進の時は’踵’で統一しました。
Nelson = 前進足つま先抜きのバッククロス とも言えるかな。左先行のバッククロスで、左足をつま先から開くと言うもの。※クロスする時=入れ クロスした後=抜き と言う認識です。同類に、後進足つま先入れバッククロス = Brush前進足かかと抜きフロントクロス = 撫子(の一部)後進足かかと入れフロントクロス = ネコバタクロスと言った感じです。Nelsonとネコバタクロスはオープン系、Brushと撫子(の一部)はクローズ系の関節が必要です。
一旦ここで技の解説を区切ります。(ネタに詰まったと言う言い方もある(笑))これから書いていこうと思うのは道満公園で盛んな’フリースタイルスラローム’の基礎技で、主に道満公園で行われた「ヨーロッパスタイルワークショップ」で教わってきた事ばかりになると思われます。※ワークショップに実際に参加して、上手な方々に動きを見て頂くと劇的な改善が見られるかも知れません。オススメです。私は基本的に全てひっくるめて’トリックスラローム’だと思っていますが、狭い間隔で動くために必要とされる技術は、従来の広い間隔をハイスピードで抜ける技術とは別物に近いとは感じています。パイロン間隔が狭い事によってクローズドクロスやオープンクロスなどの無理な体勢でもごまかしが利く(と言うか流れの中に入れられる)為、トリックの幅が広がっていると思います。有名は解説ページは道満公園だんなさん (元URL)こちら 移転後は こちら’日本に於けるフリースタイルスラロームはここから’といった感じでしょうか。
解説:両膝を開いて、ウィールを一直線にし滑走。...滑る前の「股関節の柔軟」がほぼ全ての技です。柔軟の方法1)スケートを履かないでオープンの形をしてみる。2)お風呂上がりなど、筋肉が柔らかくなっている時にオープンの形で立ってみる。3)立てる様になったら、その状態で屈伸してみる。(バランスを崩しやすいので、壁を支えに出来る所がオススメ)屈伸ができるようになるとスケートを履いてもウィールを直線に出来ると思います。(普段の足裏よりスケートの方がグリップが無いため、柔軟さに余裕がないと滑れません)後は○スピンストップの弧を大きくする。(後進足で漕ぎながら進めればなお良い)○加速をつけて長い距離、漕がずに直進滑走してみる。○靴を後ろに倒す事に慣れるため、何もない所でスラロームしてみる。と進んでいけば修得ができるでしょう。オープン(直進) < オープンスネーク < オープンクロス の順に柔軟さが必要です。P.S.私はオープンも苦手です。従って大嘘を書いている可能性があります。
解説:パイロン列に対し、直角方向に横切りながら進む技一般的には不知火...パイロンを跨がず、先行の足を意識的に先へ送るcrazy...パイロンを跨ぎ、後進の足を意識的に先へ送ると言う認識の様です。ただ、私はどちらも同じだと思います。(区別してやってない人が言っちゃいけないのかな?)(^-^;パイロン間隔の違いが滑り方に与える影響が多いと思うので、私の認識だとそれぞれの違いは許容範囲だと思います。さて練習方法は(左に進む場合)1)パラレルで低速前進2)右足を60度ぐらいオープンに開き重心を落として停止3)開いた右足を左足のかかと近くを通るように引いてバック4) 3)を何度か練習した後、フロントクロスから 2) 3) を実践してみる前−後ろ の連携ができる様になったら、次は後ろから前5)引いた右足をアウト側に、ぐるんと弧を書いて開く(90度以上)6)開いた右足のアウトに乗って、その足と直角になる方向に重心を移動し後退を止める7)残っている左足と直角方向に重心を送り、右足を左足のつま先近くを通るように送り出す。8)ここまでできればあとは 2) に戻って続けられるはず。
以下、Crazyの練習方法1.5mで、1個目のパイロンをフロントクロスで斜めに抜ける。2個目のパイロンとの中間ぐらいの所で、バッククロスにスイッチ。2個目のパイロンをバッククロスで抜ける。3個目パイロンとの中間ぐらいの所で左足がパイロンに直角になる所まで引いた後、右足を送ってフロントクロスで通過。以下繰り返し。飛燕(フロントクロスとバッククロス)がしっかりできていれば、クロスのスイッチの方がイメージを掴み易いと思う。Crazyからストップを多用する技に関してはサポートしない習得方法だが、元の技のイメージを追いつつ、慣れる事によって習得できると思われます。